米菓でおなじみ「柿の種わさび」のうまさは定評があるが、僕はフと思った。
普通の柿の種に生わさびをつけたらどうなるのか?そのほうが本格的で美味しいのではないかと思ったわけです。
まあ簡単な検証ですが、やっている人がいないようなので、「柿の種わさび」という製品よりも美味しいのか試してみます。
検証の目的
普通の柿の種に生わさびをつけたものと、製品としての柿の種わさび味はどちらが美味しいのか。
まあ、どちらが美味しいのかというより、生わさびを使ったほうが、より本格的なものになるのか?という疑問の検証。
使った商品
この検証で使った商品はこれ。
- 亀田の柿の種 ピーナッツなし
- S&B 本生 本わさび
- 亀田の柿の種わさび ピーナッツなし
生わさびをつけて検証
皿に並べてみたが、写真では分かりにくいかな?柿の種わさびのほうが少し小さく短く、表面がザラッとしている。一方、普通の柿の種は表面がツルツルテカテカ。
まずは普通の柿の種をそのまま食べる。
おなじみの味です。原料は米で、味付けは醤油。香ばしくて美味い。
次に柿の種わさびを食べてみる。
これも基本的に味付けは醤油。そこにわさび風味シーズニング(薬味)と粉末わさびが加えられたもの。食べると最初はツンと来た!2個目以降は慣れた。わさびの風味が効いて美味い。塩気も若干強いのかな?
よし!じゃあ普通の柿の種に生わさびをつけて食べてみる。つけすぎたかな?
わさびがツーンとキタ!
う~ん!これは強烈できつい!
なんというか、まんまわさびであるw
柿の種の味がしないw。わさびのインパクトが強すぎて柿の種の味がしない。単にわさびをなめているような感じ。わさびの量を減らしたが、少しでもやはりわさびが勝ってしまう気がする。
柿の種わさび味と比べると、味わいの深さがない。これは塩分量の差か。そもそも塩分量が普通の柿の種が100gあたり1.58gに対し、柿の種わさびは2.57gとなっている。やはり製品としてのわさび味のほうは、それらのバランスも調整している感じだろうか。
普通の柿の種に生わさびをつけても味の深みというか、なんか味が浅い。薄い味でわさびがツーン!と言った感じで、柿の種を食べている感じがしないのだ。
生わさびに少し塩を入れてつけて食べると、もしかしたら改善されるかもしれない。しかしわさびの強烈さは変わらないだろう。
今日は、柿の種わさびという、メーカーがバランスを考えて色々と調整した商品の実力を痛感した。やはり味わいが深い。
ただ、生わさびをつけながら食べると食べ過ぎ予防になる事に気がついた。一個一個のインパクトが強いため、柿の種がなかなか減らない。ちょこちょこ食べるにはいいかもしれない。塩分量も柿の種わさびという製品版のほうが多いので、塩分が気になれば普通の柿の種に生わさびをつけたほうが低塩分である。
気になったら一度お試しあれ。